曇りのち雨
【遠隔技術センター】
9時30分『楢葉遠隔技術センター』を視察。
今後40年とも言われる廃炉措置を推進するために、原子炉内で溶けおちた燃料デブリの取り出し、放射性廃棄物の処理・処分などの課題に対応するために、遠隔操作機器に関する技術基盤を確立するため2016年4月から本格運用した研究拠点です。
『研究管理棟』ではバーチャルリアリテイ(VR)システムで、施設内を自由に移動し、あたかも原子炉施設内にいる感覚を体験でき、作業計画に沿った訓練を想定し、移動経路や移動速度を設定することが可能です。
『試験棟』では原子炉格納容器下部の模擬体等を設置し、状況を出来る限り再現している他、災害対応ロボットの屋内実証試験や作業者の育成・訓練等も実施しています。
【給食センター】
11時より大熊町の『福島復興給食センター』を視察。
福島第一で働く約7000人の作業員は、個別に弁当や購入したものを持参していましたが、給食センターが今年の6月に運用したことにより、昼・夜、温かい食事を提供(すべて380円)できるようになり、労働環境が抜本的に改善しました。
昼食は1回に約3000食(定食A・B、麺、丼、カレーの5種類)を提供しており、多種多様な調理が可能です。
同センターの従業員は100名でほとんどが福島県内出身者(内双葉郡内出身者は20名)雇用の創出効果や、福島県産食材の使用(現在約3割)による風評被害の払拭などの効果もあります。
また地域の方に福島第一の状況を理解してもらうために、従業員食堂に大型デスプレイを設置し、廃炉作業の最新状況を伝えることも検討中とのことです。
更にセンター近隣には野菜工場や太陽光発電施設、協力企業の事務所なども建設される予定で大熊町の復興計画に最大限協力させていただくとの事でした。
昼食後帰路に着き、予定通り17時ころ県議会に到着しました。