7月25日(日) 高頭祭

晴れ

【高頭祭】
14時、弥彦山大平園地にて開催された日本山岳会越後支部主催の第64回高頭祭(兼寿像修復竣工記念式)に修復に際し、若干お手伝いをした事からお招きを頂き出席してきました。

大平園地は弥彦山から多宝山へ向かう途中の丁度中間点にあり、越後平野と日本海が一望できる絶好の立地です。

お陰様で40年程ぶりに弥彦山スカイラインをドライブしながら頂上下の駐車場に車を置いて、訳10分ほど登りました。

下界は気温31度でしたが園地は29度、時おり海側からの風も吹き少しは過ごし易いとは言え、直射日光の下での式典はいささか辛いものがありました。

支部長の桐生氏。

反対側。

この銘板修復に関わらせて頂きました。

高頭仁兵衛(1877~1958)氏は新潟県三島郡(現長岡市深沢町)に生まれ、28歳で日本山岳会を創立、発起人メンバーとなり、30歳で日本初の山岳辞典「日本山嶽誌」を出版するなどの功績があります。

また第2代日本山岳会会長を務めるなどの功を讃え、上高地のウェンストン祭の75回に次ぐ64回を数える高頭祭は1950年に弥彦山頂に寿像碑を建立し、1954年からは、たいまつ登山と新潟県登山祭と同時開催、1960年に現在の大平園地に寿像碑を移設、年々盛大に開催されているとのことです。

25年ほど前には冬でも毎週のように弥彦山登山をしていた自分でしたが、この修復のお話を頂く迄こんな素晴らしい記念碑がある事も知らず、お恥ずかしい限りです。