2月01日(月) 強冷、三条新聞

快晴から夕方曇りから雨

今冬最強の冷え込み。

地元対応
終日、党務やコロナの影響調査などで終わりました。

三条新聞
昨年末の12月27日に三条新聞投書欄に自分に対する質問が掲載されました。

その前にも9月下旬に1回、議長就任おめでとうございますと言いながら、自分個人には先回の改選時のポスター代が他の議員(同選挙区の)より高いのは何故かと、議長としてには県財政の悪化は議員に責任は無いのかといった趣旨の投書があり、匿名には答える義務は無いのですが、議長としての答えを求めていたので敢えて翌々日に返事を出しました。

まずポスター代については公費負担制度に則り、その枠内で作成したもので、他の議員と比べる必要はない。

財政悪化には議会も責任の一端があり、そのために報酬削減などで年間1億円強を議会として協力していると答え、その時はすぐさま新聞にも掲載してくれました。

ところがまたポスターの事で納得いかないのが一つ、もう一つ政務活動費の中で自動車のリース代がこれまた他の議員より高いとの質問が12月27日に掲載されたものです。

早速29日には郵送で同社へ回答したものの、年が明けてもいつまで経っても掲載されず、たまたま17日に同社記者氏に会ったのでやんわりと聞いたところ、年末で所在が不明になったかもしれないので念のためFAXを送ってもらいたいとの事でしたのでその夜FAXしました。

FAX送信文の鏡

しかしその後も何らの反応の無いので25日に記者氏に電話で届いているか確認したところ届いているとの返事でしたが、今日の今日までスルーされっぱなしできましたので、投稿したした人は勿論知らない人からは自分が無視している或いは逃げていると思われたら心外ですので、アップすることにしました。

長くなりますが御笑覧頂ければ幸いです。

回答文

智印寺 苛草(ちいんじ いらくさ、逆から読むとさくらい じんいち)様へ。

前回に続いてのご質問ですが、私は本来匿名に対する回答は原則いたしておりませんが、前回は県議会議長への質問もありましたので敢えてお答えした次第です。

今回は前回のポスターに加え、新たに政務活動費について疑問がありました。政務活動費は住民監査請求をされてご納得いただくまでお調べいただくのが筋であり、本来お答えする義務はないので本意ではありませんがお答えいたします。

まずおポスター代への回答が無いとの事です。繰り返しになり恐縮ですが、前回お答えしたように、現在の公職選挙法の公費負担制度に則って私は私の考えの中で作成したもので、出来栄え・枚数とも私にとりましては満足のいくポスターでした。

また他の人と比較して云々とありましたが、これもまた前回同様他の人の考えは知る由もありませんし、知る必要も無いと思っています。

従いましてポスターについては、前回お答えした事以上でも以下でもありませんので回答しませんでした。

貴方様の疑問を解決するには公職選挙法の改正を待つしかないと思いますので何卒ご理解賜ればと存じます。

次に政務活動費について、今年からインターネットでの公開を早速ご覧いただき有難うございました。

その中で、私の調査研究費の自動車リース代についてお問いがありました。その中で金額は問題ないと言われながらも高額な期末手当を貰いながら政務活動費を請求することは理解できないと述べられています。

おそらく議長公用車もありながらの思いがお有りかと拝察しますが、公用車は県庁を起点・着点としての公務使用しか認められておりません。

従いまして、それ以外の政務は自前で公共交通機関や自動車なりタクシーなどを使用することになります。

なお、議長公用車も議長公舎と一緒に、新潟県財政改革への議会側の協力の一環の第二弾として売却の方向性を打ち出したことは、既にマスコミで報道されましたのでご存知かと存じます。

自動車のリースにつきましては、新人議員の時からかれこれ14年ほど継続しており、今回で3台目でありますが、これまでも平均の走行距離が年間約2万キロ、5年で10万超キロであり、これまでもすべて5年リースとしております。

その為、総合的な観点からリースとしておりますが、今回は特にエコを重視してハイブリッド車としましたので、車両価格は若干高くなりましたがその分ガソリン代は安くなりました。

更に、政務活動費の各費目につきましては充当の上限額の具体的な定めは無く、各議員が自主的に使途を計上しており使途の費目も金額も様々です。

極論を言えば、全額を人件費や調査研究費で計上することも可能であり、残余は当然返還しますが、逆に不足分は各自が負担することになります。

例えば、私は他の議員の様に秘書などの事務所職員を雇うことなく、家族の協力を得て政治活動していますので人件費を計上していない事は既にご存知と存じます。

また私の活動実態を知りたいとの事ですが、拙いながらもホームページ上の活動報告の中のブログやFBでほぼ毎日のようにアップデートしていますので、政務活動費のインターネット閲覧のついでにご覧頂きたいと存じます。

更に今後議会報告を新聞折り込みで発行する予定でもありますので、その際は御笑覧頂ければ幸いです。

なお、貴方様個人の私に対する関心事の個々については、この様な三条新聞様紙上でのやり取りは、社会の公器である新聞の大事なスペースを使用する事であり、加えて紙幅の制限もあり如何なものかと考えます。

もし、今後もお知りになりたいことが有ればこの様なかたちで無く、事前に日程調整させて頂いた上で、直接私にお酔い併せ頂くことをお願い致したいと存じます。

末尾ながら、回文楽しく拝見させて頂きました。智印寺様にとりまして新しい年が良い年でありますようお祈り申し上げてお返事とさせて頂きます。

令和2年12月吉日

新潟県議会議長 櫻井 甚一



最後までお付き合いいただきまして有難うございました。2年近くも前のポスター代が何故今頃になってこの様なかたちで出されるのかと併せ、自分の回答が無視されることに釈然としませんが、同選挙区の他の議員が国政へというのが表面化した頃と不思議にタイミングが合っていると感じるのは考えすぎでしょうか。