9月15日(火) 更生保護、お通夜

少年院の資料

少年院の資料

9月15日(火) 快晴

久しぶりに快晴でまさに秋晴れの一日でした。

本日は『27年度燕地区保護司会矯正施設視察研修会』に参加。レンタルバスにて最初に午前10時30分より長岡市の「新潟少年学園」を視察。

「少年院は」、家庭裁判所の決定により保護処分として送致された少年を収容し、特性に応じた適切な矯正教育と健全な育成に資する処遇を行うことにより、改善更生と円滑な社会復帰を図る法務省所管の施設です。

同院は定員80名のところ現在77名の院生が、生活指導や職業指導に義務教育や高等学校への進学等を希望する者に対する教科指導なども行っています。

午後からは同市内の児童養護施設『双葉寮』を視察。同施設は様々な事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子供たちが、定員30名のところ27人その内男子が22名、女子が5名が生活していますが、今後は法改正により1歳未満児や20歳まで延長可能になります。

全国の傾向として被虐待児が60%、発達障害児が30%との事ですが、双葉寮では発達障害児が50%とのことで、発達障害の主な原因が虐待によるとの説明にはショックを受けました。

施設職員の親代わり兄弟代わりとして子供たちに日々接している様子に唯々頭が下がるのみです。

両施設の視察からは青少年の健全育成や更生に児童養護の観点から行政として取り組むべき多くの課題を教えて貰った感がいました。
なお両施設の性格上スナップ写真はありません。

午後7時から事故により急死された三条市の元県議会議員 嵐 嘉明氏のお通夜に参列。ご冥福をお祈りいたします。合掌