6月9日(木) 代表質問

 代表 6月代表横

晴れ

午前10時より自民党を代表して知事の政治姿勢について質問しました。相変わらず知事は不誠実な答弁に終始しましたが、むしろそれが浮き彫りになる事で知事の資質が県民に対して良く解っていただけるのではと思います。

しかしそれを良しとしない人たちからは質問内容に様々な「ご指導」を頂き、大変ありがたいことではありましたが、県民にとって何を持って良しとするのかを第一義に考えれば自ずと道は見えます。

詳しい内容は地元三条新聞に掲載されていますが、主な内容は以下の通りです。

【市長・町村長会による県政の検証結果】
Q、検証では、知事が自身の意見に固執するあまり市町村の業務に支障が生じたことなど多くの問題点が指摘されており、同感するところも多々ある。県民の付託を受けた市町村長の意見であり、非常に重いと思うが認識は。

A、私の不在時に書面だけ届く形になったことが極めて残念。主導してまとめた市長会長らとの面談の機会を設定した上で意見交換するべきではないか。
首長さん方から私に寄せられた話では「内容全体については同意していない」などと聞いている。

Q、そもそも今までに市町村との意思の疎通がなされていれば、このような文書が提出されることはなかった。まずは謙虚に受け止め、真摯に対応することが先決だ。

A、昨年から市長会、町村長会との協議の場や意見交換を行う場を提案してきたが、テーマに同意してもらえず、スケジュールなどを理由に実現に至っていない。

【法定4計画未策定】
Q、監査結果が報告されているが、未策定となった原因や理由が報告書に書かれていない。

A、原因について監査報告では、計画策定を見送る旨の最終的な意思決定がなされたというか人はできなかったとする部局整理の通りであるとされた。

【日本海横断航路】
Q、貨客船購入を巡る韓国企業との契約トラブルに対し、知事は「民間企業間の取引であり、コメントできない」と答弁している。県が取り組んできた構想であり、県に監督責任があると考えるが、今後どのように対応するのか。

A、船舶の調達が遅れていることは誠に遺憾。当事者間で行われている仲裁手続きの行方を見守り、結果が出た段階で今後の対応を考えたい。

【柏崎刈羽原発再稼働】
Q、知事は自身の考えを明確に示す責任がある。原子力規制委員会で新規制基準に適合の判断がなされ、立地自治体が同意した場合、再稼働に同意する考えが有るか、無いか。

A、再稼働に是非を判断する最大のメルクマール(指標)は安全かどうか。安全が確認できても再稼働の議論ができないとは言っていない。しかし安全の確認には福島事故の検証と総括が必要。現状において再稼働の議論は出来ない。