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05月15日(金) 食セミナー

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左上 小泉教授              右上 スピーチの内容                 左下 堀口教授              右下 パネラーの3人

5月15日(金) 快晴
 午後1時、東京の時事通信ホールで開催された自治体実務セミナー『グローバル時代の 食 を考える』に参加してきました。

 最初に農学者で東京農大名誉教授の小泉武夫氏の「食を楽しみ、心豊かな生活を~多国籍食卓時代の食文化~」と題したオープニングスピーチが約45分ありました。
 小泉教授は日本民族が数千年に亘って食べていた、根茎・菜・青果・山菜・大豆・海藻・穀物という和食の主材が、体に最適な遺伝子を形成してきていた日本人の体が、戦後の肉・卵類を多量に食べるようになってから、日本一の長寿県の沖縄が今や長野県に変わったように、病気や死因が変わって来ているとの事で納得させられることばかりです。

 続いて行政の立場から内閣府食品安全委員会事務局長の姫田 尚氏が「食品に対するリスク評価の取り組みや今後の課題等について」を。

 次に生活者の立場から消費生活コンサルタントの森田 満樹氏が「食の安全性について消費者が知っておきたいこと」を。

 次に企業の立場からイオン㈱商品担当の柴田 英二氏が「すべてのお客様へ豊かで安全な食卓を」と題しての話の後、長崎大学准教授の堀口 逸子氏をモデレータの3名がパネラーとなってデスカッションが行われ、会場からも様々な質問意見が出されました。