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10月15日(水) 砂防視察

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五十鈴川視察

10月15日 晴れ
 午前9時25分新潟空港を離陸し、中部国際空港経由でフェリーにて三重県津市に到着。
 
 市内で昼食後伊勢神宮五十鈴川の景観砂防の現場を、神宮職員と三重県砂防課職員から説明を受けながら視察しました。

 昭和34年の伊勢湾台風で大きな被害を受け、以後40年代までに7基の砂防ダムが設置されました。
 
 しかし昭和50年の台風10号による連続雨量712,4㎜による出水で域内の護岸が大きな被害を受け、昭和57年から景観に配慮した護岸工事を継続して実施しました。

 護岸は景観との調和を図る為、渓流に多く見られる「青石」を用い、「大和くずし」というモルタルを使わない石組み工法の崩積手法を用いて修復しています。

 その他に、現在神宮域内にはシカやイノシシの生息しているのが確認されており、その対応が今後の課題との事で、思わぬところで現在取り組んでいる「有害鳥獣条例検討PT」の参考になりました。