左上 道の駅いりひろせ 右上 ㈱入広瀬代表 左下 飼料用米破砕機 右下 ユリハウス内
9月3日 晴れ
【指導農業士との意見交換】
午前8時50分より『南魚沼地域振興局』にて、南魚沼普及指導センター管内の指導農業士4名との意見交換会。
さすがの魚沼米産地の稲作経営もここまでの米価下落はかなり応えるようですが、中には価格決定権を自ら保持している農家もあるなど個々に差があります。
【大規模畑作農家】
10時50分より、南魚沼市八色原の『飯塚農場を視察、代表の飯塚恭正氏と意見交換。
同農場は家族経営で地元と津南町の2か所で水稲9ha・スイカ8ha・にんじん8ha・ばれいしょ2ha等の大規模な経営の他、野菜はほとんど直販、一部にんじんをジュース加工や雪室で農産物を貯蔵して高付加価値販売を実施しています。
【㈱入広瀬】
12時40分魚沼市大栃山の「㈱入広瀬」が経営する『道の駅いりひろせ』で昼食。
同社は平成19年に建設業から農業参入、法人を設立し、玄代表は23年にUターン就農。
コメ・くわいなどの生産の他、どぶろく・手焼きせんべいで6次産業化や、『道の駅いりひろせ』の指定管理者として「湖上レストラン・鏡ケ池」も経営しています。
手焼きせんべいはとても美味しいです。
【魚沼市自給飼料生産組合】
14時20分魚沼市今泉のJA北魚沼CEに在る『魚沼市自給飼料生産組合を視察。
同組合は酪農家4戸により構成され、地域の耕種農家が生産した飼料用米やWCSを利用するなど、飼料自給率60%と全国平均を大幅に上回るなど、乳牛への飼料用米給仕は全国的にも先進的な取り組みとなっています。
【森山行雄氏】
15時40分より魚沼市吉水の花卉栽培農家の森山さんを訪問。
同氏は魚沼花卉園芸組合組合長を務める指導農業士です。
露地・施設あわせて約13万本のユリの切り花を生産の他、冬期間はタラの芽・促成アスパラガスも栽培しています。