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8月18日(月) 鳥獣PT

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支援センターの皆さん           質疑応答

8月18日 晴れ
 休み明け早々、午前9時に県庁を出発し、「鳥獣条例検討PT」で群馬県高崎市の『群馬県鳥獣被害対策支援センター』を視察しました。

 群馬県は野生鳥獣による農林作物被害(約10億円)が多く、その対策として平成22年度に設置され、県の環境森林部及び農政部の共管施設として位置づけられています。

 特にシカによる被害は甚大で、本県としても早急な対応が必要と考え、先進地の群馬県を視察したもので、群馬県ではこれまでの鳥獣の被害から人や作物を「守る」だけの対応から、生態を「知る」ことや、有害な鳥獣は駆除する「捕る」へと方針を転換し、市町村や大学と連携しながら対策に取り組んでおります。
  
 しかし年々数多く捕獲しているにも拘らず被害が減少しないなど、鳥獣被害対策の難しさと、駆除(と言わずに適正な個体管理と言わないと動物保護団体が何かと)で一番重要なハンターの現状と今後の見通しについても難しさを認識しました。

 更に組織も本県のような部局横断型では無く、群馬県のように専門組織の必要性を強く感じるなど、今後の本県の対策に大いに参考になりました。