左上 小池加茂市長 右上柏崎工高資料 左下 ぼうさいガールズ 右下 長岡市役所防災センター
2月5日 曇り
強力な寒気が入り非常に冷たい1日となりましたが、時折晴れ間が覘き雪が降らないだけ有り難いものです。
本日は『総合交通・防災対策特別委員会県内視察』に参加。
午前10時50分より加茂市議会にて『防災対策について』小池市長直々に説明を受けました。
全国で組織化が進んでいる自主防災組織を、自主防災組織は戦前の警防団に繋がり市民が戦争に巻き込まれる可能性が高く、防災対策は消防団で事足りるとの市長の強い信念の下、県内で唯一自主防災組織が存在しない自治体です。
しかしその消防団員数が人口に占める割合が、県平均の1,66%に対して加茂市は1,38%とはこれ如何にです。
北陸道や関越道が雪の為一部交通止めになる中、午後1時50分より県立柏崎工業高等学校にて『防災エンジニアコースについて』説明を受けた後施設を見学しました。
同校は昭和14年に県内で2番目に創設された工業高校で、平成16年・19年と県内を襲った大地震を契機に21年から、工業高校の特色を生かした防災教育をコンセプトに、電気科の中に防災エンジニアコースを設置し、災害時に地域社会から必要とされる技術者の育成を目指し、ボランテイア活動等の実践的活動にも取り組んでいます。
全校生徒462名の中で3年生4名だけの女子生徒が「ぼうさいガールズ」として説明をしてくれる場面もありました。
雪の為交通事情が悪く、午後3時40分の予定が4時過ぎになり長岡市役所にて『地域防災力の強化について』説明を受けました。
長岡市はこの10年間で地震・豪雪・土砂災害の大規模災害が10件も有り、市民・民間団体・学術研究機関・行政等が協力して防災体制の強化を進めています。
加茂市と違い、自主防災組織率も県平均の78,7%を上回る91,2%と高く、特に土砂災害対策の『D(土砂の頭文字)メール』の普及に力を入れています。
時間が遅くなったので次に予定していた『ながおか市民防災センター』の視察は中止にし、そのまま市役所で説明を受けました。
同施設は長岡防災シビックコアちくに在る、市民向けの防災学習機能・研修機能を有する施設で、普段は『子育ての駅』としても活用されています。
戻り6時30分から『大通り商店街新年会』に出席。となりの宮町商店街と一緒にアーケードの撤去作業が国の補助金を活用して行われています。
撤去とその後の商店街再生に関係者一丸となって取り組んでいます。