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1月22日 視察2日目

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左上 伊万里市役所           右上 樋渡市長               左中 図書館外観             右中 長崎大学佐世保校            左下 陶磁文化館にて

1月22日 小雪
 9時10分伊万里市役所にて「税滞納者の生活改善支援の取り組みについて」説明があり、その後質疑が行われました。
 
 金融に精通したフイナンシャルプランナー(以下FP)と週1回相談業務を委託契約(年間120万円)し、一時的に滞納している税を徴収しても、生活が維持されない限り同じ事が繰り返えされるリスクを避ける為に生活の改善まで支援して、納税が永続できる事を目的としたこの取り組みは今九州に広がりつつあり、このFPの方はその為の会社を設立したそうです。

 11時武雄市議会にて「図書館の指定管理者制度導入について」他の自治体と合同(全国から視察が日に20ないし30もあり)で樋渡市長直々の説明を受けましたが、ユニークな取り組みがマスコミに取り上げられる事が多く話が上手い。

 その後図書館を視察しましたが、この施設は教育委員会関係以外はお馴染みの「TUTAYA」を運営するCCCに委託し、休館日の廃止や開館時間も9時から21時にして、利用者の利便性を図っています。
 
 その他雑誌や文房具販売,DVDやCDもレンタル出来、スターバックスも出店しており、更に貸出カードはTカードを導入し、本を借りてもポイントが付きます。

 同市ではサービス向上と併せ、年1億4500万円の運営費を1割程度削減する事を目指していますが、その一方で個人情報の管理や、公共図書館としての在り方を問う声も上がってもいます。 

 14時40分長崎県立大学佐世保校にて「公立大学法人の取り組みについて」説明を受けました。
 同大学は1947年の創立。2005年4月に公立大学法人に移行。2008年に県立長崎シーボルト大学を統合し、新たに県立大学として設置されました。

 キャンパスは佐世保校(経済学部定員450人)とシーボルト校(国際情報学部と看護栄養学部定員合計240人)の2ヵ所にあり、大学院は各学部に設置されています。
 
 長崎県でも私学(6大学)は定員の充足率が低く、少子化対策はどこの大学も大きな課題です。

宿に向かう途中「佐賀県立九州陶磁文化館」に立ち寄り、学芸員から説明を受けながら館内を見学しました。
恥ずかしながら陶器と磁器の区別も出来ない(たぶん自分だけでは無いと思いますが)一行にとって良い機会になったのではないでしょうか。