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対馬が危ない。 越後一会対馬・長崎視察

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左上は韓国資本リゾート敷地内にある天皇陛下の行幸啓記念碑。
右上は自衛隊基地と隣接している同上リゾート(右)
左下は長崎県庁正門前。 右下はめがね橋。
(対馬市) 
 韓国資本による対馬内の不動産の取得が進み、前から一部マスコミでは取り上げられてきましたが、いよいよそれが自衛隊隣接地にまで及ぶようになったとのことなので、同期の議員5名で構成する「越後一会」会派の内、西川・片野両氏と3名で現地を視察に行きました。
 対馬市としては観光と併せた島の経済活性化の観点から容認のようで、市の幹部はあまり騒いで欲しくない様な感じを受けました。
 また島の地元紙は観光による経済効果が21億円にも上ることから更なる韓国との関係強化を訴えていました。
 しかし島のタクシー運転手や一般島民によれば島へ落ちるお金はその21億円内の1億円位にしかならず、あとは全て韓国資本の旅行会社・フエリー・ホテル・土産物からはては飲食まで韓国資本の会社に落ち、島への経済効果はほぼ無いとのことです。
 むしろマナーの悪さや、韓国人観光客が多いと日本人観光客が敬遠するほうのデメリットの方が大きくて、韓国人からは来て欲しくないとまで言われました。
 韓国人として比較的裕福な人は東京・京都・北海道といったところへ観光に行くそうで、そうでない人にとって対馬は一番近くて安い日本を味わえるとのことで、最近はマナーの講習会も出発前に行う様になり以前より良くなってきているとはいえ、住民とのトラブルもその辺に原因が有るのかも知れません。
 島の経済が韓国資本に頼らなくても良いように、国防の観点からも国境離島としての重要な位置づけでの振興策を国がしっかりと行うべきであると感じました。

(長崎市)
 対馬の帰途、来年の大河ドラマの舞台にもなる長崎県庁に立ち寄り、首都圏で講座を開催する「旅する長崎学」等ながさき歴史発見・発信事業の概要、成果及び課題等について調査をしました。